令和6年度秋田県児童・生徒木工工作コンクール
テーマ「日本の木から創造しよう、木工工作は爆発だ」
太古より、木は人々の暮らしと深く関わり、二酸化炭素を吸収し、酸素を生み出す生態系の中心として存在してきました。適切に管理された山林は、土砂流出を防ぎ、保水力を高め、公益的な役割も担っています。
伐採後も、木材として住宅をはじめ、様々な形で私たちの生活を支えてくれます。
私たちは、この「木」の良さを未来へ繋ぎ、人々に伝えていく使命を担っています。子供たちが幼い頃から木に触れ、関わること、そしてそのきっかけ作りが重要です。
日本の木を使うことで、山林に利益が還元され、整備に役立てられる。日本の自然が織りなす原風景を守るためにも、国産材の利用は不可欠です。
私たち秋田県木材青壮年団体連合会では、子供たちの創造力を伸ばし木をもっと身近なものにしてもらいたいとの思いから、長年に渡って秋田県児童・生徒木工工作コンクールを開催しています。
審査のポイント
今年度のコンクールのテーマは『日本の木から創造しよう、木工工作は爆発だ』です。
木工工作をきっかけに木に関心を持つ次世代が育って欲しい。林業の未来、木材の未来、子どもたちの未来を明るくする!そのために爆発だという言葉を使わせていただきました。
木は人の感性を豊かにします。
香り、温もり、手触り、個性豊かな木目や材質、加工のしやすさ、そして叩いた時の心地よい音色。木工工作を通じて、普段ではなかなか体験できない感覚を味わうことができます。
AI時代と呼ばれる現代、機械的な生活に慣れ、人の感覚や感動が鈍ってしまうのではないかという懸念があります。だからこそ人の感性、想像力を磨くことが重要です。
日本国土の67%を占める木を使って自由に表現して欲しいとテーマに意味を込めました。
また木工工作を通じて多くの子ども達が「木」に触れて、感受性や創造性に富んだ社会人に成長してくれること、そして将来温もりある社会を築いてくれることを願い、家族、学校関係者、行政、木材関係者はもとより、男女問わず、子どもから大人まで多くの人を巻き込んで皆さんで「木」の可能性を考えてみたいと思います。
各学年に応じた技能や発想に留意し、下記の各項に基づき評価を致します。
○子供達が自らコミュニケーションを取りながら作品テーマを考え、
1.アイディアに独創性があるか
2.再現性・写実性に優れているか
3.木や自然素材の良さが適材の部位で表現されているか
4.国産材で概ね作っているか
5.デザイン・機能性が優れているか
応募部門
第1部門 秋田県内の小学校低学年(1~4年の児童)の部
第2部門 秋田県内の小学校高学年(5,6年の児童)の部
第3部門 秋田県内の中学校(全生徒)の部
(各部門ごとに最優秀賞1点 優秀賞1点)
応募期間
令和6年7月22日(月)から令和6年11月22日(金)まで
応募について
応募希望者が応募作品を指定のエントリーシートにて各自メールもしくは郵送で応募します。
※記入例に従って記入をお願いいたします。
お問合せ
秋田県木材青壮年団体連合会
〒019-2601 秋田市河辺和田字和田37-9(株式会社木村建材店内)
※お問合せはメールかFAXにてお願いします。
メール akitamokusei@gmail.com
FAX 018-882-2543
個人情報の取り扱いについて
・公募に際しご提供いただいた個人情報は、「秋田県児童・生徒木工工作コンクール」の業務運営のみに使用させていただきます。
・入選作品は、当団体広報誌、一般紙、Webサイト等で学校名、氏名、学年を含めて公開する場合があります。
※この活動は秋田県水と緑の森づくり税を活用しています。